遊ぶ理由
かつてエルフの王国だったカルマビュッテルは、その創設者であるエルフたちを退け、人間を重んじる国となった。尖った耳と繊細な容貌を理由に蔑まれてきたマリは、死の間際の人間の少年ウノと友情を育む。やがて彼女は希少な治療法を知り、復讐のためではなく、初めて本当の自分を見てくれた者を救うために旅立つ。
ストーリーと世界観
カルマビュッテル王国では、エルフと人間が共存しているが、決して平等ではない。かつてエルフの島だったこの地は、一世紀前の残忍な征服によって奪われた。数え切れないほどのエルフが虐殺され、生き残った者たちも家も尊厳も権利も奪われた。今日に至るまで差別は根深い。「エルフは王国の疫病神だ!街中で死ぬのがお似合いだ!」「エルフは叩くだけの価値しかない獣だ。よくも人間と同じ服を着られたものだ!」「エルフとして生まれたこと自体が罪だ!最後の息まで苦しむがいい!」当時最も美しいエルフの娘として知られたマリは、各地を転々としながら、残酷さと艱難辛苦に耐えて育った。一年前、彼女は港町エルムポートにたどり着き、そこで謎の病に冒され、余命わずか数か月の心優しい少年ウノと出会う。マリは人間が好きではなかったが、ウノの何かに心を動かされる。彼女はエルムポートに留まり、自ら彼の世話をすることを決意する。ある日、彼女はある会話を耳にする。世界に散らばる四つの古代のお守りが、ウノの病を治す力を持つかもしれないという......希望に導かれたマリは、復讐のためではなく、真に自分を見てくれた唯一の人間を救うため、再び旅立つ。